インブリードとは?

インブリードについて説明しています。


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インブリードとは?

(インブリードとは?〜競馬用語〜)


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 インブリードとは、近親交配のこと。つまり、産駒が持つ血統内(5代前まで)に、同一の祖先(種牡馬)をもっている配合のことです。

なお、このインブリードによる効果は、競走馬の能力に一定の大きな割合があるといわれているため、サラブレッドを生産する場合は意識的に近親配合が行なわれます。

サラブレッドとは、競走用に品種改良された軽種馬。18世紀初頭にイギリスで人工的に作り出されたもので、現在では、世界各国で繁殖が行われています。
特にイギリス、フランス、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、日本(主に北海道)などで多くみられます。
アウトブリードとは、インブリードの対義語で、異系交配、異系繁殖のこと。
産駒(さんく)とは、その父馬、母馬を親に持つ競走馬のこと。
種牡馬(あゆぼば)とは、繁殖用の雄馬、つまり父馬のこと。
競走馬の血統について。近年の研究では、競走馬の競走成績に及ぼす両親からの遺伝の影響は約33%、残りの約66%は、妊娠中の母体内の影響や生後の子馬を取り巻く環境によると考えられています。
つまり、競走馬の能力に血統が一定の大きな割合を有しているのは事実で、そのため、生産者が血統を意識して交配を行ったり、馬主が血統を意識して競走馬を購入したり、また、一般の競馬ファンが予想を行う際にしばしば競走馬の血統を意識したりするのは当然のことといえます。
なお、従来、競走馬の血統を考慮する場合、概ね父側に大きなウエイトをかけて語られていましたが、近年の研究によると、競走馬の遺伝的な素質は、母馬から55%〜60%、父馬から40%〜45%を受け継ぐことが明らかになってきています。



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